寺内 マー君打ち一発 マエケンに続く“大物食い”

[ 2013年10月28日 06:00 ]

<楽・巨>8回1死、寺内が左越えに本塁打を放つ

日本シリーズ第2戦 巨人1―2楽天

(10月27日 Kスタ宮城)
 またしても巨人・寺内がエース打ちだ。2点を追う8回。1死走者なしから田中の初球133キロスライダーを「うまく高めを叩けました」と左翼席最前列に運んだ。

 「(左翼)線審が手を上げただけで回さなかったので…」と捕球されたと勘違いし、一塁ベンチに戻りかけるハプニングつきだった。17日の広島とのCSファイナルS第2戦(東京ドーム)では前田健から3ラン。ポストシーズン含めてプロ通算6本塁打目ながら、過去には阪神・能見やチェン(現オリオールズ)から放つなど、大物食いが目立つ。

 ▼巨人・阿部(田中に2四球2三振)厳しいコースばかりだったね。

 ▼巨人・長野(4打数無安打)イメージ通りでしたが、いい投手ですね。これだけの舞台でああいうピッチングができるんですからね。

 ▼巨人・坂本(4打数無安打2三振)なかなか甘いところに投げてくれなかった。

 ≪2戦合計22三振は球団ワーストタイ≫巨人は打線が振るわず第1戦の4安打、10三振に続き、この日も3安打、12三振。巨人の同一シリーズ2戦合計7安打は、63年第5、6戦と94年第1、2戦の計6安打に次ぐ貧打。また、2戦合計22三振は昨年第1、2戦に並ぶ球団ワースト。なお、他球団も含めたシリーズの2戦連続2桁三振は、今回の巨人が7度目。3戦連続なら初の不名誉となってしまう。

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2013年10月28日のニュース