ムネリン ダルからパワー吸い取った!24打席ぶり安打&好走塁

[ 2013年6月9日 06:00 ]

試合前、英会話レッスン企画の収録に臨んだブルージェイズ・川崎

ア・リーグ ブルージェイズ6―1レンジャーズ

(6月7日 トロント)
 レンジャーズベンチはあっけにとられた。4点リードの7回2死一塁。ブルージェイズの一塁走者・川崎はカブレラの打席でスタートを切った。右翼線寄りの安打。無警戒の右翼手が二塁へ送球する間に一気に生還だ。

 「(フルカウントで)スタートを切っていたし、チャンスはありますよね」。先月26日オリオールズ戦でのサヨナラ打以来、24打席ぶりの安打を右前に運び、好走塁でダメ押し点をもたらした。

 先頭で迎えた同点の6回には死球で出塁。「後ろは素晴らしい打者ばかり。僕が塁に出れば必ずチャンスになる」との思いが実り、4得点の猛攻の口火を切った。メジャー初の1試合2得点。「得点に絡んだことが最高」と声を弾ませた。

 練習前にはトロント市内でサイン会。さらにテレビ局の英語レッスン企画の収録に臨み、チーム内で流行している意味不明の造語「ガーヒー!」を連発した。親友のダルビッシュとは久しぶりの対面。「パワーをもらいました。(パワーを)吸い取ったので次の試合(日本時間9日午前2時7分開始)で彼に全力でぶつかりたい」と燃えた。

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