けん制“達人”今村に今季2度目…西武 試合前から警戒も防げず

[ 2013年6月9日 06:00 ]

<広・西>8回2死一、二塁、西武の二塁走者・木村はけん制タッチアウトとなる(野手・梵)

交流戦 西武0―1広島

(6月8日 マツダ)
 またけん制の名手にやられた。西武の河田外野守備走塁コーチは「パであれだけけん制がうまい投手は思い当たらない」と脱帽するしかなかった。4連敗。絶好の同点機で走塁ミスが出た。

 0―1の8回2死一、二塁。マウンドの今村について、試合前のミーティングでは「けん制に注意しろ」とナインに徹底していた。5月22日の対戦で、一塁走者の秋山が素早いけん制でアウトになっていたからだ。この日、二塁走者は今季から野手に転向した木村。打者・片岡の2球目だ。今村は二塁を見ることなく、いきなりターン。遊撃手の梵も絶妙のタイミングで入り、アウトとなった。

 「マジ速かった…。一打で還ってこなくちゃと考えてしまって」と木村。実は広島は春季キャンプからこのプレーをみっちり練習していた。捕手の石原がミットを下に下げたのが合図となり、投手、遊撃手が同時に動いた。今村のけん制刺殺数は両リーグトップの4。中継ぎ投手としては際立つ多さで、うち3つはパの走者が刺されている。交流戦の明暗。渡辺監督は「試合前から話はしていた。ついてこられない選手なのか指導不足なのか…やり直す」とため息を漏らした。

 ▼広島・今村 練習してますから。ゴールデングラブいけますかね?

 ▽岸(西武)通算1000投球回 8日の広島3回戦(マツダ)で達成。プロ野球333人目。初登板は07年3月30日の日本ハム戦。

 ▼西武・岸(広島戦は通算8試合で0勝7敗に)勝ちがつかなかったのは仕方ないが、調子が悪い中でよくホームラン1本に抑えられたと思う。

 ▼西武・川崎(8回に阪神から移籍後初登板。丸を2球で投ゴロに仕留める)緊張した。左打者を抑えるのが僕の仕事。

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