アストライアが3回目の優勝、MIPに川保 ティアラC京都大会

[ 2013年6月9日 18:29 ]

MIPに輝いたアストライア川保

 女子プロ野球のティアラカップ京都大会決勝が9日、わかさスタジアム京都で行われ、イーストアストライアが9―3でサウスディオーネ下し、3回目の優勝を果たした。

【日程と結果】

 試合は初回に2点を先制されたアストライアがその裏、2死三塁から川端の適時打で1点を返すと、続く川保が右翼線二塁打で同点とした。2回には無死一、三塁から三原が中前適時打で勝ち越した。さらに2死一、二塁から川保が左中間に2点二塁打を放ち追加点。この後、大澤、中平にも適時打が生まれこの回一挙7得点を入れ試合を決定づけた。

 投げては先発の大田が、3失点完投勝利で3勝目。北九州大会以来、3大会ぶりの優勝を決めた。MIPには連続適時打の川保が選ばれた。

 なお、決勝戦に先立って行われた3位決定戦はウエストフローラが7―4でノースレイアを下した。フローラ先発の荒井は毎回走者を背負いながらも、粘りの投球で今季初勝利を挙げた。

 ▼アストライア片平監督 よく打ってくれました。この大会に向けてディフェンス(守り)に力を入れてきたので、守備からいいリズムを作ってくれたと思います。(先発の)大田もかなり緊張していたが、普段からすごく努力をする選手なので、ベンチから安心して見ていました。。(優勝回数がディオーネと並び)これでやっと並んだので、これからも努力をして試合に臨みたいと思います。

 ▼MIPのアストライア川保 ここまでずっと調子が悪かったですが、監督のアドバイスで戻ってきました。きょうは大田が緊張していて、初回に点を取られて嫌な雰囲気がありましたが、(1回の同点打は川端)友紀がかえってきてくれると思ったので、思い切り振りました。バッティングと守備を中心に練習してきたので、結果が出てよかったです。チームもまとまってきているので、この調子で次の大会もいい試合をしたいと思います。

 ▼フローラ荒井 きのう先発と聞きました。打たれてもいいので、とにかく攻めの投球をしようと心がけました。守備に助けられて感謝しています。もっと粘り強い投球ができるように、日々の練習からしっかり取り組んでいきます。

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