岩隈 らしくない1敗 ゴロアウト「0」5回3失点

[ 2013年4月25日 06:00 ]

<アストロズ・マリナーズ>5回を投げ終え、ベンチでウィリス投手コーチ(左)に右手中指を見せるマリナーズ・岩隈

ア・リーグ マリナーズ2―3アストロズ

(4月23日 ヒューストン)
 マリナーズの岩隈が、今季初黒星を喫した。5回を6安打3失点。93球という球数の多さに苦闘ぶりが表れた。

 「攻めていきたいと思ったが、どんな打者かなと探り探り投げすぎた」。昨季までナ・リーグ中地区だったアストロズとは初対戦。テンポの良さが影を潜め、右手中指のマメが再びつぶれた影響もあって5回で降板した。

 初回に20球を要し、失策も絡み先制を許した。「打たせて取り、攻撃のリズムをつくれた方がよかった。守りから攻撃にかけてのリズムができなかった」。今季最多の11奪三振も「僕の中ではいい気分はしない」と喜べない。少ない球数でゴロの山を築くのが真骨頂。メジャー21度目の先発で初のゴロアウトなしという正反対の結果に「珍しい。びっくりするぐらい」と苦笑するしかなかった。

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2013年4月25日のニュース