8・8開幕 夏の甲子園に「休養日」 準々決勝翌日、大会史上初

[ 2013年4月25日 16:24 ]

 第95回全国高校野球選手権大会の運営委員会が25日、大阪市内で行われ、8月8日から15日間の日程で49校が出場し、甲子園球場で開催することを承認した。また、これまで2日間に分けていた準々決勝を今大会から1日で4試合を行い、翌日を休養日とすることも決めた。休養日を設けるのは大会史上初めてで、この結果、連戦は最大で「2」となる。

 準々決勝の2日間制は2003年の第85回大会から導入された。今回の決定は(1)全ての地方大会で休養日を導入(2)2連戦のチームと3連戦のチームが決勝を行うのは不公平、などが理由で、選手の健康管理にも配慮した。ただし、準々決勝までに天候不良などで3日以上の順延があった場合は休養日をなくす。

 抽選方法も回戦ごとの抽選を復活させる。第77回大会からは大会前に3回戦までの組み合わせを決めていたが、今大会から初戦の対戦カードだけを決める。日程の公平性を確保するため、ある程度のグループ分けを施した方式をとる。

 節電対策としては、4試合日は午前8時開始とするが、終盤は選手の疲労を考慮し準決勝は午前11時、決勝は正午開始とした。

 組み合わせ抽選会は8月5日に大阪市のフェスティバルホールで行う。

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2013年4月25日のニュース