中田 母校に負けじと4安打も「負けたので意味ない」

[ 2012年8月23日 06:00 ]

<日・オ>2回無死、日本ハム・中田は左越えソロを放つ

パ・リーグ 日本ハム8―13オリックス

(8月22日 旭川)
 日本ハムは8点を追う6回に打者12人の猛反撃を見せた。46年ぶりの球団タイ記録の1イニング11得点を挙げた前日の勢いを思わせたが、6点でストップ。その後、救援陣が打ち込まれて今季ワーストの13失点に栗山監督は「勝ちが全てという時期」と苦渋の表情を浮かべた。

 4番の中田は2回に12試合ぶりの左越え15号ソロ。内角を攻めてきたマクレーンに対してフルカウントまで粘り、7球目のチェンジアップを左翼芝生席上段まで運んだ。「甘いコースに1球でも来たらしっかり仕留めようと思っていた」。勢いに乗って今季2度目の1試合4安打をマークしたが、勝利にはつながらずに試合後は「負けたので意味がない」と悔しがった。母校の大阪桐蔭は史上7校目の春夏甲子園連覇まであと1勝。後輩の快進撃に負けじと主砲が調子を上げてきた。

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2012年8月23日のニュース