ベテラン草野 今季初先発で存在感!新人・釜田を援護

[ 2012年8月23日 21:20 ]

ロッテに連勝し、笑顔を見せる今季初スタメンの草野(左)と6勝目を挙げた釜田

パ・リーグ 楽天4-3ロッテ

(8月23日 Kスタ宮城)
 若手の活躍が目立つ楽天で35歳の草野が存在感を示した。「5番・三塁」で今季初先発すると2回1死無走者で今季初安打となる中前打を放った。21日に左太腿裏痛から約2カ月ぶりに1軍復帰したばかりだった。

 続く牧田の左前打で三塁を陥れる好走塁。さらに鉄平の浅い中飛で生還して先制点を奪った。3回の守備では、頭上を越えそうな高いバウンドを背走しながら捕ると、振り向きざまの送球でアウトにする軽快な動きも見せた。

 「ただいま、という感じです。ようやくいいプレーができた」と草野。「新人の釜田が一生懸命投げていたので、オヤジ組が盛り上げないと、と思った」と笑った。

 その釜田は7回2/3を7安打1失点の力投。2試合連続完封はならなかったが、先発の役割を十分に果たして6勝目を挙げ「先週、いいピッチングができたので、今週も、と思って投げた。5回以降は強く腕を振った投げられた」と語り、お立ち台で隣に並んだ草野に対し「草野さんのおかげで勝つことができました」と持ち上げ、頭をなでられていた。

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