明徳“奇策”横手投げ投手先発も…馬淵監督「力負け」

[ 2012年8月23日 06:00 ]

<大阪桐蔭・明徳義塾>6回2死、一、二塁、安井に左越え2点二塁打を打たれガックリの明徳義塾・福永

第94回全国高校野球選手権準決勝 明徳義塾0―4大阪桐蔭

(8月22日 甲子園)
 明徳義塾(高知)・馬淵史郎監督の奇策はほぼ思惑通りにはまりつつあった。「横綱」と評した大阪桐蔭相手に、背番号10の横手投げ右腕・福永を起用。初回に先制点は許したが、2回から5回まで三塁を踏ませなかった。

 馬淵監督は「0―1ならこっちのペースだと思っていた」と話したが、6回2死一、二塁で続投を選択したことが裏目に出た。0―4の敗戦に「どっしり構えて普通に野球をやったら勝てる、それが横綱たるゆえん。力負け」と完敗を受け入れるしかなかった。

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2012年8月23日のニュース