杉内 左肩違和感で登録抹消へ 原監督「様子見ます」

[ 2012年8月23日 06:00 ]

キャッチボールで汗を流す巨人・杉内だったが、この後に精密検査のため病院に向かった

 巨人の杉内俊哉投手(30)が左肩の違和感を訴え、当初予定されていた、23日のヤクルト戦(神宮)の先発を回避した。同日に出場選手登録を抹消される。杉内の代役は3年目の小野淳平投手(25)が務める。

 試合前練習中に患部に違和感を感じ、開始直後に都内の病院に向かい、精密検査を受けた。原監督は「逆にこっちがストップをかけた。ちょっと一回様子を見ます」と軽症を強調。川口投手総合コーチも「これもいい機会」と前向きに捉えた。

 しかし、ソフトバンク時代の昨年9月にも疲労による左肩痛で出場選手登録を抹消され、戦列に復帰するまで約3週間を要していた。杉内は移籍1年目の今季はここまで20試合に登板し10勝2敗、防御率1・58の好成績を収め、11勝の内海とともに投手陣をけん引。チームは首位を快走中だが、移籍左腕の離脱は大きな痛手となりそうだ。

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2012年8月23日のニュース