連覇にホッ 藤浪の母「何度も甲子園に連れてきてくれてありがとう」

[ 2012年8月23日 14:15 ]

<大阪桐蔭―光星学院>準優勝の光星学院選手に拍手を送るアルプススタンドの応援団

第94回全国高校野球選手権大会決勝 大阪桐蔭3―0光星学院

(8月23日 甲子園)
 東北勢初の優勝を目指した光星学院だったが、またも大阪桐蔭に敗れた。「よく頑張った」。固唾をのんで見守っていた応援席からは涙がこぼれたが、大観衆からは両校の健闘をたたえる満場の拍手が送られた。

 エース金沢の父・秀秋さん(44)は「いいピッチングだった」とすがすがしい表情。今大会で4本塁打を放ちチームをけん引した4番・北條の弟で、自身も光星学院野球部1年の裕之君(15)は「次は俺らが頑張る番。兄や先輩ができなかった優勝を果たしたい」と力を込めた。

 連覇の瞬間、大阪桐蔭のスタンドは総立ちに。エース藤浪の母・明美さん(48)は「(私を)何度も甲子園に連れてきてくれてありがとうと言いたい。これからは少しゆっくりしてほしい」とほっとした様子だった。

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2012年8月23日のニュース