高木監督 幸運な逆転劇に「天は我らを見捨てなかった」

[ 2012年8月3日 06:00 ]

<巨・中>巨人との3連戦に2勝1分けと勝ち越した中日・高木監督(中央)は最後を締めた山井を迎える

セ・リーグ 中日3-2巨人

(8月2日 東京D)
 あんなに中日嫌いだった東京の勝利の女神が、いよいよ高木竜にほほえみ始めた。1―2の9回、幸運の連続で追いつくと、とどめは1死満塁から山口が柳田へ決勝の押し出し死球。喜劇のような逆転勝ちに、前夜はコメントを拒否した高木監督の舌も滑らかだった。

 「いやあ、天は我らを見捨てなかった。考えられんような点の取り方やったね。いいでしょう、たまにはこういうのも」

 まずは先頭の大島の打球が杉内の左足に直撃。内野安打となった上に、力投していた左腕を荒木の送りバント後に降板させるきっかけとなった。代わった山口から和田が右前打を放ち、1死一、三塁。続く森野の打球は左翼・高橋由の守備範囲だったが、照明が目に入ってこれを捕れず、予期せぬ形で追いついた。

 なお2死満塁で代打した柳田は2ストライク1ボールと追い込まれながら、幸運すぎる決勝打点を記録。「何とか打ってやろうという気持ちがバットじゃなくて体に当ててくれた」と笑った。

 敵地3連戦を2勝1分けで乗り切り、巨人と3・5ゲーム差。今カード初戦で勝つまで15連敗と散々だった関東地方での風向きが変わった。

 ▼中日・松井佑(3回、プロ初本塁打となる左中間ソロ)初本塁打はうれしいけど、もっと打てるように頑張る。

 ▼中日・山井(3年ぶりのセーブ)岩瀬さんが帰ってくるまで、みんなで力を合わせてやりたい。

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