松井 浪人覚悟でオファー待つ…志願の自由契約

[ 2012年8月3日 06:00 ]

レイズを自由契約となり2度目の浪人も辞さない覚悟で移籍先を探す松井

 レイズは1日(日本時間2日)、戦力外を通告していた松井秀喜外野手(38)を、自由契約にしたと発表した。

 レ軍と再びマイナー契約を結び、傘下3Aでプレーする選択肢もあったが、松井本人が自由契約を希望。今後は他球団と自由に交渉できる。レ軍で結果を残せなかったことで、移籍先が決まらなかった春先よりも松井を取り巻く現実は厳しい。それでもわずかな可能性に懸け、浪人も覚悟の上でオファーを待つ。

 レイズのジョー・マドン監督は、自由契約が松井の申し出によるものだったことを明かした。さらに、地元紙タンパ・トリビューンによると、指揮官は「動きもいいし、毎日ではなくても守ることができる」と、まだメジャーでプレーできるとの談話を残した。

 7月25日にメジャー40人枠から外れ、8月3日(同4日)までの10日間で処遇が決まることになっていた松井。期限を待たずに自由契約の道を選んだことは、現役続行への明確な意思表示といえる。再びマイナー契約を結べば、3Aでプレーできる場は与えられる。しかし、34試合出場で打率・147、2本塁打、7打点だった松井を球団が再びメジャーに昇格させる可能性は極めて低い。松井も現状は理解しており、大リーグ関係者は、レ軍でプレーを続けることで「球団に負担を掛けることを望まなかったのでは」と説明した。

 ウエーバー手続きを経ないトレード期間は7月31日に終了したが、プレーオフ進出を目指す球団の補強は今月いっぱい続く。最近では松井のヤンキース時代の同僚ジアンビが09年8月7日にアスレチックスを自由契約となり、同24日にロッキーズと契約。ワイルドカードでのプレーオフ進出に貢献した例もある。メジャー枠を空ける必要のないマイナー契約なら「保険」としては最適だ。また、今季からワイルドカードが1から2枠に拡大されたことで、8月の市場が例年以上に活発化することも予想される。

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