不振の内川が3安打&4点差追いついた…勝ちたかった

[ 2012年7月7日 06:00 ]

<日・ソ>5回2死一、二塁、適時打を放ったソフトバンク・内川

パ・リーグ ソフトバンク5-5日本ハム

(7月6日 札幌D)
 ソフトバンクは日本ハムの「勝利の方程式」を打ち崩しての引き分け。負けなくてよかった。でも、勝ちたかった。1点を追いかける8回。2死から高谷、明石の連打で一、三塁。選手会長の本多が2ストライクと追い込まれながら増井のフォークを右前へ運んだ。「4点差を追いついての同点。負けなかったのは大きい」。相手のセットアッパーから奪った価値ある1点だった。

 序盤から苦しい展開だった。4回終了の時点で0―4。それでも5回に2死から松田の右中間二塁打と内川の中前打で3点を返すと、2点差の7回1死二塁では宮西から代打・多村が左前適時打を放った。負ければ今季最多借金7となる危機的状況。そんな中で中盤以降に仕掛けた波状攻撃で追いついた。

 「打線はよかった。よく追いついたな」。秋山監督は前向きな言葉を口にした。ただ、素直に喜べない部分もある。不振に苦しんでいた内川が5月13日のロッテ戦(QVCマリン)以来となる3安打を放つなど、打線は今季最多17安打を記録した。それでも相手より1点多く得点することができなかった。

 同点の9回無死一塁では小久保は自らの判断でバントを試みた。結果はファウル。2球目をセンターに抜けそうなライナーを放ちながら遊撃手・飯山のダイビングキャッチに阻まれ、これが遊直併殺となった。運にも見放されていた。「よく負けんかったけど、(最後は)勝ち越したかったな」。主将の言葉が波に乗りきれないチーム状況を表していた。

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