根元逆転2ラン!ロッテ 4点差ひっくり返した

[ 2012年7月7日 17:14 ]

<ロ・オ>7回ロッテ1死二塁、根元が右越えに決勝の逆転2ランを放つ

パ・リーグ ロッテ8―5オリックス

(7月7日 QVCマリン)
 ロッテが根元の一発で逆転勝利した。

 先発の渡辺俊は3回途中5失点で降板。一時は4点差とされたが、打線が粘り強く得点を重ねて6回には4―5と1点差に迫った。7回、代打の福浦が右前打で出塁すると、根元がロッテファンの待つ右翼スタンドへ逆転の5号2ラン。「点が欲しかった。逆転できて良かった」とガッツポーズが自然に出た。相手は左腕の吉野。内角にシュート、外角にカットボールとストライクゾーンをいっぱいに使われた。ファウルで粘る中、力みが少しずつ消えていく。「フルカウントになって、頭がリセットできた。冷静にできた。何としてもつなぐ気持ち」。7球目。コンパクトな振りで、内角低めの厳しい球を右翼席に放り込んだ。

 8回には荻野貴の2点二塁打で突き放した。西村監督は「ナイスゲーム。最後まで諦めない気持ちを強く持ってくれている」と手応えを口にした。

 オリックスは序盤に5得点も、4回以降1安打に抑えられたのが響いた。

続きを表示

2012年7月7日のニュース