右肩違和感から24日ぶり復帰…唐川“ただいま”完投勝利

[ 2012年6月28日 06:00 ]

<ロ・西>7勝目を挙げ、ファンに手を振る唐川

パ・リーグ ロッテ2-1西武

(6月27日 QVC)
 最悪の立ち上がりから光明を見いだした。初回、先頭・片岡への3ボール1ストライクからの5球目。ロッテ・唐川が投じた直球は高めに抜けた。

 「自分の中で意気込み過ぎて、気持ちと体のバランスが崩れていた。上体に頼っていた。力むと頭が突っ込んでしまう。そうなると、下半身から正しい順序で体を動かすことができなくなる」

 投手としては先頭打者を絶対に四球で歩かせたくないもの。ところが、明らかなミスを犯したことで、逆に悪いフォームで投げていることに気づくことができた。9回に星秀に一発を浴びて今季初完封こそ逃したが、5安打1失点。24日ぶりのマウンドで今季3度目の完投勝利を収めた。

 前回3日の中日戦(QVCマリン)で5回2失点で白星を手にしたが、右肩の違和感からフォームを崩した。体が無意識に右肩をかばっていた。

 「(投球の際に)左足、腰、肩のラインが一直線にならなかった。右肩を意識してしまい、体が勝手にセーブした」

 頭が早く動くことで左足を真っすぐに踏み出せず、インステップなどの悪癖が顔を出した。この日も立ち上がりは同じだった。しかし故障が癒え、修正点もはっきりと分かった。だから2回から下半身主導の投球に切り替えることができた。

 「西武打線には何度も投げている。イメージもできている」。対西武は8連勝でレオキラーの本領を発揮し、リーグトップタイの7勝目を手に入れた。「復帰1戦目でこういう投球だからね。チームにとって本当に大きい」と西村監督。連敗を3で止めた右腕の存在は、首位を走るチームに再び勢いを与えた。

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