勝負強い長野、坂本は叱られ役 原監督「まだまだ求めているところは高い」

[ 2012年6月28日 08:28 ]

<広・巨>5回2死三塁、左越えに勝ち越し2ランを放つ長野

セ・リーグ 巨人3-2広島

(6月27日 マツダ)
 巨人は坂本、長野の本塁打でマツダスタジアム今季5試合目にして初白星を挙げた。

 2人は勝負強い。得点圏打率・389でリーグトップの長野と、・367で同3位の坂本。原監督が「枢軸」と呼ぶ阿部、村田、長野、坂本の主力4人の中で、若い2人は叱られ役にもなり、先頭を走ってきた。

 リーグ再開後、チームは1勝2敗1分けと負けが先行。4回の攻撃開始前、円陣で原監督が強調したのは「気」だった。

 「気を出せ。気を出そう、という指示です。襲いかかるという部分が足りない。そういうのをここのところ感じていた」。指揮官のゲキに誰よりも反応したのが2人だった。不振時には密室でマンツーマン指導を受けるのも2人だけ。シーズン序盤、調子の上がらない長野には「本来の力の半分も出していない」と厳しい言葉も投げかけた。誰よりも厳しく要求するのも、2人のポテンシャルの高さを信じるからこそだ。

 「長野は非常に大きい一打。しかし、まだまだ求めているところは高い位置ですね。坂本も同様です」。試合を決めた二振りにも、やはり指揮官は手綱を緩めることはなかった。カクテル光線で伸びた影のように大きな未来を、この2人だけには予感できるから。

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