今村“浅尾風新フォーム”に大野コーチダメ出し「今日のフォームでは困るね」

[ 2012年2月3日 09:11 ]

広島キャンプでピッチング練習中、大野コーチ(左)のアドバイスを受ける今村

 広島の今村猛投手(20)が2日、キャンプ地の沖縄で初のブルペン入りした。

 中日・浅尾流の新フォームで捕手を座らせて60球を投げたが、見守った大野豊投手チーフコーチ(56)からダメ出しされ、修正できない場合はメスを入れる可能性まで指摘された。

 「今日のフォームでは困るね。もともと足をゆっくり上げてタイミングを取るタイプなのに、あまりにも早く投げに行っていた。あれではリリースがバラつくし、安定した球が投げられない」

 同コーチは渋い表情だった。無理もない。昨季のリーグMVPを見習うべく、小さいテークバックから高い位置でボールを放す浅尾流を取り入れたのはいいが、明らかな投げ急ぎで制球はバラバラ。先行きに不安を感じさせる内容に終始した。

 「浅尾さんではなく、自分の投球フォームを見て考えた」と模写を否定する今村本人も、この日の投球が不満だったのだろう。「フォーム? 変わってないっスよ。今日はとにかく確認。変化球とか、さわり程度です」と素っ気なく答え、言外に不本意感をにじませた。

 視察中のソフトバンク・加藤スコアラーは「浅尾っぽくなっていた。いいんじゃないですか」、中日・佐藤スコアラーも「もともと淡々と投げる投手なので力強さが増すかも」と社交辞令を並べたが、投手コーチの立場だと看過できない。「今の状態が続くようなら話し合わないと…」。勝利の方程式を担う右腕への不安。早期に解消されないと青写真が狂う。

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