栗山監督の4番候補の一人 中田「常に自分の目指すところはそこですね」

[ 2012年2月3日 07:40 ]

がに股すり足打法で11本の柵越えを披露した日本ハムの中田

 日本ハム・中田がフリー打撃で39スイング中11本の柵越えを披露した。

 2軍視察で不在だった栗山監督にも猛デモは伝わった。前日の夜間練習では黙々とスイング。それを見て「体全体を使って振れている」と目を細めた栗山監督から、この日の朝に前夜のスイングを続けろと声を掛けられた。

 打撃は、力めばバランスが崩れて体全体は使えない。力をバランスよく使ってこそ体全体でスイングができる。打撃で力を抜くとは、そういうことだ。力が抜けて「がに股すり足打法」はその真価を見せ始めた。

 栗山監督の頭の中では開幕4番候補の1人でもある。中田自身も自覚しており「常に自分の目指すところはそこですね。まずはレギュラーを自分のものにするためにアピールしないといけない立場。でもその上で4番を、という気持ちは強いです」と言い切った。

 第2クール初日(7日)の紅白戦から実戦スタート。中田はオープン戦も含めた実戦フル出場が確実で「やってきた結果が紅白戦や練習試合で出せればいい」。その目は開幕4番にピタリと照準が合わされていた。

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2012年2月3日のニュース