長野22試合ぶり13号!巨人 今季最多の貯金3

[ 2011年9月1日 06:00 ]

<巨・横>5回1死、左越えにソロ本塁打を放つ長野

セ・リーグ 巨人7-2横浜

(8月31日 富山)
 とどめの一撃にスコアボードの球速表示が「154km」と反応してしまった。7回、巨人の長野の左越え13号ソロ。低い弾丸ライナーで左翼席にぶち込んだ、ダメ押しのインパクトの衝撃が数字となって表れた。

 「低めのボールにしっかりと反応することができました。入るとは思わなかった。来た球を思い切り打つことだけを考えています」

 打率リーグトップを独走する長野の勢いはチームの勢いそのままだ。1点を追う初回1死一塁から中越えに同点二塁打など3安打2打点。これで4連勝中は全てマルチ安打で、打点も記録。16打数10安打5打点で打率は驚異の・625で8月を17勝8敗1分けで締めたチームをけん引する。

 長野は昨年9月1日、富山のヤクルト戦で5打数無安打に終わった。前日までの打率・303が・299に下がり、以降目標だった3割復帰を果たせず打率・288で1年目を終えた。新人王を獲得したものの、富山は悔しい思い出が残る地だった。自主トレ、キャンプ、シーズンに入っても1・5キロの超重量バットで振り込んできた成果は、1年たった同じ球場で結果となって示した。

 チームは今季最多の貯金3。7月15日には最大12ゲーム差あった首位・ヤクルトと1・5ゲーム差まで迫った。「貯金3になって初めて勝率5割」と繰り返してきた原監督は「もう1つくらいで5割でしょうかね」と冗談めかした。それでもあす2日から敵地で迎えるヤクルトとの首位攻防3連戦へ「いい形で神宮に向かえる。主導権を持った戦い方をしたい」と手応えを話した。

 「自分の成績よりチームの優勝を目指して頑張りたい」と長野。乗ってる巨人が、最高の形で一気に首位の座奪取を狙う。

 ≪8月はリーグトップの・361≫長野(巨)が13号ソロを含む3安打。8月は83打数30安打の打率・361と大暴れ。セの規定打席到達者では平野(神)の・337を抑えリーグトップの数字を残した。また猛打賞は今季10度目。昨年長野は13度猛打賞をマークしたが、その試合にチームは8勝5敗(勝率・615)。それが今季は8勝2敗(・800)と勝率がアップしている。これでチームは8月を17勝8敗1分け。8月に17勝以上は09年の19勝以来7度目だが、過去6度は全て優勝。巨人にとって吉兆データだ。

 ▼巨人・橋本(8回に代打でプロ初安打となる右前打)やっと打てました。これまで5打数で4三振と当たってもいなかったので、前に飛んで良かった。

 ▼巨人・坂本(初回に勝ち越しの左翼線適時打)その後の打席の内容が良くない。一戦一戦考えて戦わないといけない。

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