5回2死で…小川監督「非情」の継投成功

[ 2011年9月1日 22:30 ]

セ・リーグ ヤクルト4-2広島

(9月1日 神宮)
 8月23日以来の白星に、ヤクルトの小川監督は「すごく久しぶりに勝った感じで疲れた」と実感を込めた。

 4―2の5回。先発した3年目の赤川が2死から四球と安打で一、二塁のピンチを招いた。勝利投手の権利を得るまであと1死。ここで「こういう時期になって、非情にならざるを得なかった」と小川監督が動く。マウンドを受けた2番手押本が、打点リーグトップの栗原を二飛に仕留めて期待に応えた。6回からは松岡、バーネット、林昌勇が無安打に抑えて2点差を守り切った。林昌勇は8月2日以来のセーブだ。小川監督は「後ろの投手が本当によく投げてくれた」と語った。

 ▽赤川(2点リードの5回途中で降板)「ああいうところで粘り切れないのが力不足だし、課題」

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2011年9月1日のニュース