福井 新人トップの7勝目!思い出の神宮で初白星!

[ 2011年9月1日 06:00 ]

<ヤ・広>1回、福井が早大の先輩・青木を一ゴロに抑える

セ・リーグ 広島10-2ヤクルト

(8月31日 神宮)
 風雲急を告げる混セ。ダークホースとなっている広島に大きな白星を運んできたのは、福井だった。

 慣れ親しんだ神宮のマウンド。アクシデントもあって5回67球、2安打1失点で降板したが、両リーグ新人トップの7勝目を手にした。それでも本人は満足していない。「勝ちはたまたま。指のケガがあったとしても、5回までしか投げなかったのは悔しい」と表情を引き締めた。

 5回2死二、三塁で、代打・ホワイトセルへの3球目が暴投となった。自ら本塁カバーに入ったが、三塁走者の武内と交錯。右手親指を痛めた。それでも続投を志願。ベンチで止血を終えると、再登板直後の4球目はこの日最速の147キロをマークした。最後はスライダーで投ゴロ。気迫満点の投げっぷりだった。

 「置きにいくボールが何度かあったけど、それ以外は良かった」。早大時代、活躍の舞台だった神宮球場。プロ入り後、初登板となった7月28日のヤクルト戦は5回1/3を4失点で降板した。神宮で白星を手にするのは、斎藤(日本ハム)、大石(西武)らとともに明治神宮大会で優勝した昨年11月18日の東海大との決勝戦以来だ。

 今は敵地となった場所でチームは首位・ヤクルトに連勝し、再び借金1。順位こそ5位ながら、最大12あった首位とのゲーム差を3・5にまで縮めた。「本人は投げたいと言ったが、次のこともあるので」と野村監督。混セを演出するチームにあって、福井の存在感も試合ごとに増している。

 ▼広島・嶋(初回の先制の今季1号ソロを含む3安打)投手を楽に投げさせてあげたかった。点が取れないと流れが変わることもあるからね。

 ▼広島・前田智(8回1死満塁で代打で右翼線二塁打)勝利の輪に加わりたかった。若い選手も今の戦いを肌で感じながら戦ってほしい。

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