遠征先の宿舎で…阪神チーフスコアラー死去

[ 2011年6月29日 06:00 ]

金本(左)と話す渡辺スコアラー

 阪神の渡辺長助チーフスコアラーが28日、心筋梗塞のため遠征先の富山市内のチーム宿舎で死去した。54歳だった。

 チームに同行していた同チーフスコアラーは27日夜、峯本達雄管理部長らと午後9時頃まで食事をともにした。一夜明けて午前10時のミーティングに姿を見せず、電話もつながらなかったためマネジャーとホテル従業員が部屋に入ったところ、倒れているところを発見され、死亡が確認された。富山中央署による検視の結果、事件性はないということで、選手、スタッフには宿舎出発前に、真弓監督から訃報が告げられた。通夜、葬儀・告別式の日程は未定。

 熊本県出身の渡辺氏は熊本・八代一(現秀岳館)―九州産交を経て、1978年ドラフト3位で阪神入り。捕手として78試合に出場。86年引退後はスコアラー、コーチを歴任。03年からチーフスコアラーを務めて03、05年と2度のリーグ優勝に貢献した。

 ▼坂井信也オーナー 突然の訃報に大変驚いております。阪神タイガース一筋でチームを支えてくれた功労者ですので残念です。

 ▼南信男球団社長 きのうもクラブハウスで顔を合わせたので今でも信じられません。昔からの付き合いで年齢も近く、仕事も一緒にしてきた仲なので本当にショック。まだまだ元気でやってもらいたかった。

 ▼金本 自分の考えをしっかり持っている人だった。ベテラン選手とも平気で言い合っていて、それが逆に説得力があった。

 ▼鳥谷  おとといまで普通に元気な姿を見ていたのでびっくりしました。きょうだけじゃなく、1年を通してその思いを持って巻き返していきたい。

 ▼新井 チャートや配球だけじゃなくて、フォームについても言ってもらった。なんでこんなに優しい人が、というのが正直な気持ちです。

 ▼桧山 僕らが知らないところで情報収集されていて、すぐに知りたいデータが出て来た。勝つことが一番だし、いい報告をするのが供養だと思っている。

 ▼平野 信じられないというか、つらいです。(5回の右前打は)長さんが打たせてくれました。

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