ロッテ サブローが巨人へ!工藤と交換トレード

[ 2011年6月29日 16:25 ]

4月27日のオリックス戦で2号ソロを放ち、スタンドにVサインするロッテ・サブロー

 ロッテのサブロー外野手(35)=本名・大村三郎=と巨人・工藤隆人外野手(30)プラス金銭の交換トレードが成立し、29日に両球団から発表された。

 打撃低迷に苦しむ巨人と俊足選手を求めるロッテの狙いが一致した。巨人の清武英利代表は「今はうちの攻撃陣が力を発揮できていない。外部の力を取り入れることで強く刺激したい」と説明した。

 PL学園から1995年ドラフト1位で入団し、17年間ロッテ一筋のサブロー。勝負強い打撃で2度の日本一にも貢献したが、今季は5月に右手薬指打撲を負い、1軍出場は19試合だけだった。通算1406試合で1114安打、109本塁打、541打点、78盗塁。

 サブローは球団を通じて「大好きなマリーンズのユニフォームを着てQVCマリンでプレーできなくなるのは寂しいですが、新天地で活躍することが皆様への恩返しと思って頑張ります。秋には日本シリーズでマリーンズと対戦できる日を楽しみに、私も読売巨人軍で精一杯頑張っていきたいと思います。本当に17年間ありがとうございました」とコメントした。

 俊足の外野手、工藤は青森大からJR東日本を経て2005年に日本ハムに入団し、08年オフに二岡、林との交換トレードでマイケル中村とともに巨人に加入。通算270試合で、今季の1軍出場はない。

 ▼サブロー外野手の話 大好きなマリーンズのユニホームを着てマリンでプレーできなくなるのは寂しいですが、新天地で活躍することが皆さまへの恩返しと思って頑張ります。2度の日本一に輝くことができたのは、誇りに思います。

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