元メジャー選手から福島球児へ 海を越えて激励メッセージ

[ 2011年6月29日 15:37 ]

米大リーグのケン・グリフィー・シニア元外野手らから送られた激励の色紙を手にする福島県の高校球児ら

 原発事故の影響で避難したり、グラウンドの線量が高く思うように練習ができなかったりする福島県の高校球児らに、米大リーグで活躍したケン・グリフィー・シニア元外野手(61)ら往年の名選手4人が自筆の激励メッセージの色紙を送った。

 グリフィー元外野手はシンシナティ・レッズなどに在籍し、1980年のオールスター戦でMVPを獲得。色紙に英語で「一日も早い復興を祈ります。神が復興をはかどらせますように」と記した。

 「みなさんは立ち直り、より強くなる。(全国高校野球選手権大会が)素晴らしい大会になることを祈ります」と書いたのは、シカゴ・カブスなどに在籍し広島カープでもプレーしたエイドリアン・ギャレット元外野手(68)。

 メッセージは、米オハイオ州の日本料理店で働く福島県立相馬高校野球部のOBが元選手らに依頼し、4月10日に恩師で県立安達高校野球部監督の桜井隆雄さん(59)に郵送で届けられた。

 今月23日に行われた福島大会の組み合わせ抽選会で、色紙のコピーが全校に配られ、選手たちに驚きが広がった。

 校庭の放射線量が高く、1日の練習時間が2~3時間に制限されている安達高野球部の伊藤裕司キャプテン(18)は「震災後、暗い雰囲気で練習していたが、メッセージをもらい元気が出た。お返しに大会で活躍したい」と笑顔で話していた。

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