郡山に白星届けられず…巨人、借金6で4位転落

[ 2011年6月29日 06:00 ]

<巨・ヤ>9回、選手交代を告げ、ベンチに戻る原監督

セ・リーグ 巨人1-4ヤクルト

(6月28日 郡山)
 大きなため息が球場を包んだ。3月11日の東日本大震災以後、初めて福島県で開催されたプロ野球。巨人・原監督は完敗に無念さをにじませた。

 「先取点を取られると、はね返せるのはなかなかないねえ。前半の2失点は重い」。2点を追う3回無死一、二塁でグライシンガー、1点を追う8回無死一塁で代打の古城が送りバントを失敗。プロ初登板のヤクルト・七条に7回3安打1点に抑え込まれた。

 88年6月7日のヤクルト戦以来23年ぶりの郡山での巨人戦。開成山野球場は震災後、災害対策本部にもなった。福島第1原発事故の影響で放射線量も高く、グラウンドは5月と6月上旬の2度、会津地方の土を運び表土を入れ替え。19日は原正夫郡山市長(67)も参加し、観客席などを除染して開催にこぎ着けただけに、何としても白星で元気を与えたかった。

 被災者1000人を招待した一戦で今季最多タイの借金6、4位に転落。それでも原監督は「あすは大きな声援に対して勝利というものをプレゼントしたい」と前を向いた。

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