区切りの白星にも淡々 高嶋監督「あんまり意識してやっていないんで」

[ 2011年3月26日 11:24 ]

初戦を突破し、高嶋監督(右)の甲子園春夏通算60勝を喜ぶ智弁和歌山ナイン

第83回選抜高校野球1回戦 智弁和歌山8―1佐渡

(3月26日)
 甲子園60勝目という区切りの白星にも高嶋監督は「あんまりそれを意識してやっていないんで」と淡々と答えた。それでも「キャプテンが区切りの60(勝)というでくれた」というウイニングボールを手にすると表情を崩した。

 佐渡・鎌田の変化球を攻めあぐね5回まで初回の2点のみ。5回終了のグラウンド整備の時間を使って名将はひと言言った。「低めの球に強引に手を出すな。小さく中堅へ振っていけ」。

 6回からの智弁和歌山は10安打6得点。結果的に初出場相手に圧勝の形になった。
スラッガーを集めた昨年は春夏の甲子園で1勝に終わった。「昨年の敗戦がこのチームには生きている。本塁打を打つ打者はいないが、途中で修正できる」。

 「野球の上の恩師」と語る和歌山・箕島元監督の尾藤公氏が6日に死去。「箕島に追い付こうとやってきた。(尾藤氏も)喜んでくれていると思う」。自らの節目の1勝より、亡き師に勝利を報告できることがうれしそうだった。

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