4・3チャリティー試合先発…斎藤、マー君と支援タッグ

[ 2011年3月26日 06:00 ]

練習中、笑顔を見せる斎藤

 日本ハム・斎藤佑樹投手(22=早大)と楽天・田中将大投手(22)が強力タッグを組む。パは4月2、3日に東日本大震災の被災者を支援するチャリティー試合を行うが、日本ハム・梨田昌孝監督(57)は4月3日の楽天戦(札幌ドーム)で斎藤を先発させることを明言した。

 田中と投げ合う可能性は低いが、試合前にはともに募金活動などを行う。06年夏の甲子園決勝で日本中を熱狂させた2人が、今度は被災地復興に向けて手を取り合う。

 斎藤は支援活動について熱い思いを口にした。

 「選手は“野球をやるしかない”と思いがちだが、憧れの職業に就いている人たちが率先して支援活動をやっていけば、そこを目指す人たちも賛同してくれる。(学生時代)自分もそうだった」

 プロ初先発となった21日の阪神戦(札幌ドーム)では3回13安打9失点と厳しい洗礼を浴びた。だが、登板直前まで札幌ドーム内で募金箱を持って来場者に協力を呼びかけ、ファンと握手を交わし続けた。パ・リーグが4月2、3日に行う復興支援チャリティー試合は入場料無料。試合前には両軍選手で募金活動を行う。3日の先発が決まった斎藤もファンへ募金を呼びかける予定だ。

 当初、梨田監督は「星野監督と連絡は取ってないがこっちの先発は分かるはず。楽天がどうするかだね」と話すなど、斎藤VS田中をチャリティー試合の目玉にしたい意向を示していた。斎藤自身も「それ(田中との投げ合い)を目当てにファンが来てくれたらありがたいし、そういう形でも被災者のためになるならばいい」として06年夏の甲子園決勝以来となる田中との投げ合いを切望したが、今回の連戦で田中の登板予定がなく直接対決の可能性はなくなった。

 それでも支援活動について田中は「やれることをやって協力していきたい」と話しており、試合前の募金活動は行う予定。投げ合いはお預けとなっても、北海道でも絶大な人気を誇る田中と斎藤の2人がタッグを組むとなれば注目を集めることは必至。観客が集まれば、それだけ義援金という形となって被災地を援助することができる。

 斎藤は27日、ロッテ戦(札幌ドーム)で2度目の先発マウンドに立つ。指揮官が見守る中、ブルペンで34球を投げ込んだ黄金ルーキーは「きょうはフォームを確認しながら投げました。感じは良かったですね」と手応えを話した。入団当初は予想をはるかに超える注目度に戸惑ったこともあったが、今は違う。注目されることで被災者が助かるならば、それも受け入れる覚悟だ。

 若い世代でも支援の輪を広げることはできる。斎藤、田中が先頭に立ってそれを実践していく。 

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