都市対抗は東京ドーム以外で「出場できないというチームもある」

　日本野球連盟は２５日、都内で臨時理事会を開き、東日本大震災の影響を受け、８月２６日に東京ドームで開幕予定だった都市対抗大会を秋に延期、１０月２９日開幕の日本選手権を中止した。

　節電策として、都市対抗の会場を東北・関東以外にする。鈴木義信副会長は都市対抗の延期について「（企業の）被害は間接的なものを入れると相当多い。出場できないというチームもある。計画停電や夏の電力事情を考慮し、秋の開催を決めた。秋に２大会を開催するのは難しい」と説明。会場については「プロ野球の日程がどうなるかで選択肢が変わる。ドーム球場でやりたいというのはある」と語った。