阪神・村上“2年目”の進化はカーブ「投げていけば相手のデータにも入るかなと」

[ 2024年4月9日 22:06 ]

セ・リーグ   阪神1-0広島 ( 2024年4月9日    甲子園 )

<神・広>ヒーローインタビューを終え、手を振る村上(撮影・平嶋 理子)
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 阪神の村上が7回2安打無失点の快投で今季初勝利を挙げた。3回5失点だった2日のDeNA戦から修正し、昨季は割合の少なかったカーブを配球に加えるなど「進化」も示した。以下は試合後の一問一答。

 ――どこが良かった
 「低めに丁寧に投げれたのが良かったかなと思います」

 ――3回くらいから修正できていた
 「前回のピッチングがあったんで、やっぱり序盤ちょっと硬さもあったんですけど。落ち着いてしっかり3回から投げれたのは良かったかなと思います」

 ――カーブが効果的だったが、どういう意識で
 「速いのと緩いのとっていうのは、いろいろ分けながら投げていたので。そこら辺がうまく、はまったのかなと思います」

 ――初回の先頭の近本さんのプレーは気持ち的にも大きかった
 「そうですね。あそこがツーベースとアウトでは全然違うので、本当に助けられましたし。あそこで無失点に抑えることができたのかなと思います」

 ――真っすぐの質はだいぶ良くなった?
 「いや、もう少しまだ上がると思うので。そこはまた1週間しっかり調整していきたいと思います」

 ――打線も粘ってきていたが
 「なるべく塁に出さないように。フォアボールにならないようにって。ゾーンで勝負しながらっていうのを意識してやっていました」

 ――5回の菊池への勝負は、フルカウントからフォーク。次ピッチャーだから回してもというのか、ここで勝負というものだったのか
 「(内野陣と)集まった時に後ろピッチャーだけど、バッターでいこうっていう話になったので。自分も勝負のつもりで投げたのが、うまくいい高さにいってくれたのかなと思います」

 ――カーブを効果的に使えたのは、今後に向けてどうか
 「そうですね。やっぱりカーブも緩急大事だと思うので。昨年はそこまでパーセント多くなかったので、投げていけば相手のデータにも入るかなと思うので。いいかなと思います」

 ――シーズンの初勝利はホッとするか
 「勝てたのはよかったですけど、自分に勝ちがつくっていうよりかは、やっぱチームが勝ったのが1番なので。そこで貢献できたっていうのがよかったと思います」

 ――序盤に硬さもあって、満員で。緊張感は
 「ファンの皆さんたくさん来てたので。勝ちたいなと思いながら上がってました」

 ――この1勝で乗っていきたい
 「そうですね。しっかりまた来週も投げられるように準備していきたいと思います」

 ――甲子園の声援は力になったか
 「ホームグラウンドで去年あまり投げなかったので。今回2週連続投げさせてもらって、ファンの声援すげえなと思いながら投げさせてもらってたので。やっぱりチャンステーマになるとすごい応援ですし。自分が相手だったら嫌だなと思いながら見てました」

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