阪神　輝&森下　広島・床田攻略へ意欲　輝「しっかり対策をしていきます」　昨季対床田の打率・571

阪神・佐藤輝
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　阪神・佐藤輝と森下が、9日に先発する広島・床田の攻略へ意欲を口にした。

　「しっかり対策をしていきます」。淡々と闘志を燃やした佐藤輝は昨季、床田を相手に打率・571（7打数4安打）、2本塁打をマーク。防御率2・19と年間を通して安定していた左のエースを苦にすることなく、快音を連発した。7日のヤクルト戦では1点ビハインドで迎えた8回2死二塁の場面でオスナの三ゴロを後逸する適時失策を犯しただけに、持ち前の打棒で挽回するつもりだ。

　森下も「対策して相手も臨んでくると思う」と警戒を強めたが、昨季は打率・273（11打数3安打）、1本塁打と相性は悪くない。しかも、甲子園ではポストシーズンを含めて5本塁打を放っており、アーチをかけた5試合は全勝中と不敗神話を継続中だ。7日のヤクルト戦では代打出場で二塁打と結果を出し、広島戦はスタメン復帰が濃厚。「（試合が）ホームでできる。歓声、応援に乗っかってやっていきたい」と力を込めた。

　100周年イヤーの甲子園初戦。スタンドが虎党で埋まる聖地を、2人のバットがさらに沸かせる。（石崎　祥平）