巨人 岡本和が全3打点叩き出して借金完済! 山崎伊は苦しみながらも待望の今季初勝利

[ 2024年4月9日 21:25 ]

セ・リーグ   巨人3―1ヤクルト ( 2024年4月9日    鹿児島 )

<ヤ・巨>7回、ソロを放った岡本和(左)はチームメートに出迎えられる(撮影・尾崎 有希)
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 巨人は主砲・岡本和真内野手(27)が8戦ぶり2号ソロを含む2安打を放ってチームの全3打点を挙げ、今季初対戦となった9日のヤクルト戦(鹿児島)で逆転勝ちを収めた。巨人が完封リレー以外で勝つのは開幕10戦目にして初めて。

 巨人は開幕2連勝以来、今季2度目の2連勝。最大2あった借金を完済して勝率5割に戻した。10日は試合がなく、11日には神宮に舞台を移して第2戦が行われる。

 0―1で迎えた2回だった。今季初スタメンで1番に起用された重信が今季初安打となる右前打を放ち、今季初盗塁となる二盗に成功。吉川の四球と門脇の犠打で1死二、三塁とし、主砲・岡本和が左前に2点適時打を放って逆転、これが決勝打となった。

 岡本和は初回、1死二、三塁の先制機に初球を打って遊ゴロ併殺打に倒れていたが、悔しい思いをすぐに取り返した。2―1で迎えた7回には左翼スタンドへ、岡本和にとって8試合ぶりとなる2号ソロで貴重な追加点も奪っている。

 投げては今季2度目の先発マウンドに上がった山崎伊が苦しみながらも6回途中6安打1失点。1点リードで迎えた6回に2死満塁のピンチを招いて降板したが、この日今季初昇格したばかりの2番手左腕・高梨が2球で火消しを完了する好リリーフ。チームと山崎伊を救った。

 昨季10勝をマークしている山崎伊は待望の今季初勝利。巨人打線は3回までに6残塁、結局11残塁と拙攻が続いたが、主砲兼主将・岡本和の意地で勝ち切った。

 なお、巨人は鹿児島での試合は5年ぶり。この日の勝利で通算7勝3敗となっている。

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