“侍帰り”青学大・西川がフルスイングV打 2安打のドラ1候補に日本ハム・栗山CBOも「いい選手」

[ 2024年4月9日 05:00 ]

東都大学野球・第1週第1日   青学大1-0国学院大 ( 2024年4月8日    神宮 )

<国学院大・青学大>初回、先制適時打を放つ青学大・西川(撮影・藤山 由理)
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 神宮で開幕し、1回戦3試合が行われた。3季連続優勝を目指す青学大は国学院大に先勝。侍ジャパンの3月の強化試合に選出された今秋ドラフト1位候補の青学大・西川史礁(みしょう)外野手(4年)は、決勝打を放つなど2安打1打点だった。

 今年の主役は俺だ。初回2死二塁から先制の左前打を放つと、青学大・西川は何度も両手を握りしめた。日の丸も背負った主砲は「自分が引っ張っていく気持ちで戦っています」とうなずいた。

 昨秋ドラフトでは7人もの投手が1位指名された東都大学リーグ。投手に注目が集まったが、一転、今年の最注目選手は西川だ。開幕戦から自慢のフルスイングで2安打。楽天・後関昌彦スカウト部長が「(上位候補で)間違いないでしょう」と言えば、日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーも「待っていない球だけど、ヒットになりやすい球にバットが出た。いい選手だと感じた」と絶賛した。

 今季の目標は「首位打者を獲得してのリーグ制覇」。ドラフト1位でのプロ入りも目指す一年が始まった。(村井 樹)

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