【阪神・岡田監督語録】「近本のプレーは本当に大きかった」 継投策は「先発にまず1勝を付けて」

[ 2024年4月9日 21:12 ]

セ・リーグ   阪神1-0広島 ( 2024年4月9日    甲子園 )

<神・広>阪神・岡田監督(撮影・北條 貴史)
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 24年甲子園初戦となった阪神は村上が広島を7回無失点に抑え、今季初勝利を挙げた。5回に近本が挙げた適時打の1点を、8回からゲラ、岩崎のリレーで守り切った。試合後に取材に応じた岡田監督へのインタビューは以下の通り。

 【テレビインタビュー】
 ―接戦を勝ちきった。
 「ありがとうございます」

 ―近本のスーパープレーから始まった。
 「おお、ね。(村上は)2回までちょっと良くなかったですね。2回のゲッツーも大きかったんで。そこからですね」

 ―村上はストライク先行だった。
 「3回くらいからですね。やっと思っているところに投げられるようになったというか。(先頭の野間の中飛を好捕した)近本のプレーは本当に大きかったですよ。初回、塁に出ていたらね。前回も初回に点を取られていたのでね。あのプレーは本当に大きかったですね」

 ―(野間に)先頭にフルカウントまで粘られた後に生まれたプレーでしたね。
「ああ、そうですね。はい」

 ―回を追うごとにらしさが出た。昨季の姿を思い出したファンも多いのでは?
 「いやいや、3回からは思い出しましたよ。打順の巡り合わせでね、シーズン中なら完封させていたかもわかりませんね」

 ―(村上に打順が回ってきた7回2死一塁)あの場面は追加点を狙いにいった?
 「そうですね。まあね、(3回5失点をした)前回の件があるし、まずやっぱりね、先発は1勝つけてやるというかね」

 ―火曜日に7回を投げ抜いてくれた。
 「そうですね。6連戦のアタマということでね、当然相手のいいピッチャーとあたると思うんですけど、そこで勝ちきるというのはすごい大きいですね」

 ―5回の攻撃は昨シーズンを思い出した。
 「まあね、8番からの打順で(笑い)。村上も1球でバント決めて、やっぱり流れが良かったしね。床田もすごく良かったのでね。だからなかなかねえ…。まあまあヒットはちょっと出てたけど、なかなかつながりもなかったしね。ホント、ワンチャンスですね、やっぱりね」

 ―8回から継投、ゲラは今日も安定。
 「いやいや、ずっとあの2人がいいので。まあ、この点差だったし、あの2人に託さないとしょうがないですよね」

 ―8回に嫌な流れもあった。
 「そう。もともと続投するつもりやったんですけどね、普通に3者凡退とかならね。(村上を)行かせるつもりでキャッチボールをさせてたんですけど、先頭(佐藤輝)が出たんでね。その時点で代えたんですけどね。ああいうふう(けん制死)になるとは思ってなかったから。そっからまた代えるのもね、気持ちも変わると思うので、その点差なので、いきましたけどね」

 ―岩崎もしっかり仕事をした。
 「いやいや、もう普段通りですね、やっぱり」

 ―甲子園の初戦の雰囲気は。
 「本当、久しぶりでね。やっぱり、やっと帰ってきたなあって感じですね」

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