パドレス・ダルビッシュは今季最短3回4失点で降板 4四死球と制球苦しみ通算197勝&今季初勝利ならず

[ 2024年4月9日 11:49 ]

ナ・リーグ   パドレス-カブス ( 2024年4月8日    サンディエゴ )

カブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が8日(日本時間9日)、本拠でのカブス戦に先発。今季最短となる3回4失点で降板し、今季初勝利はつかめなかった。

 初回は1死から鈴木に左翼線二塁打を浴び、得点圏に走者を置いたが、次打者・ベリンジャーを右飛、モレルも中飛に仕留め、本塁を踏ませず無失点で切り抜けた。

 ただ、2回は2死まで順調だったもののホーナーに二塁打を浴びると、後続に四死球を与え満塁にしたところでハップに右前へ先制の2点打を浴びた。

 さらに次打者・鈴木を四球で歩かせ再び満塁にすると、ベリンジャーにも2点打を浴び、この回4失点した。

 3回は無失点だったものの4回からは2番手・アビラがマウンドに上がった。

 ダルビッシュは韓国・ソウルでの開幕戦となった3月20日のドジャース戦で開幕投手を務め、3回2/3を2安打1失点。本拠開幕戦となった3月28日のジャイアンツ戦も先発し、5回0/3を5安打1失点で勝利投手の権利を持ちながら降板したが、救援陣がリードを守れずに今季初勝利はつかめなかった。

 前回2日のカージナルス戦は1点リードの6回に勝ち越し2ランを被弾。7回を5安打3失点、6奪三振、1四球とクオリティースタート(QS=6回以上、自責3以下)を達成したが、今季初勝利、日米通算197勝目はお預けとなった。

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