ソフトバンク・和田 10日2軍オリックス戦で実戦復帰 左手マメの状態次第「良ければ出番はまた来る」

[ 2024年4月9日 05:00 ]

投手練習に参加したソフトバンク・和田   (撮影・成瀬 徹)
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 ベテラン左腕が復帰ロードを進む――。ソフトバンクの和田毅投手(43)が、10日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(タマスタ筑後)で実戦復帰する。8日の投手練習後には「今のところでは、しっかりと投げられるのか。そこが一番ですかね」と笑顔で話した。

 3月26日のウエスタン・リーグ広島戦以来の実戦登板となる。同戦で投ゴロを処理した際に左手中指の爪に打球が当たり、出血があった。加えて同箇所はマメの影響もあり、2日のホーム開幕ロッテ戦の登板を回避。大関に託し、1軍に同行しながら調整を続けてきた。

 倉野投手コーチは「1軍のどこで投げるかではなくて、まずはいい状態をつくるのが最優先です。マメの状態を見ながら。1、2イニングで終わるわけではない」と話した。投球回や球数は、登板中の和田と話し合いながら決める。

 4月1日からブルペン投球を再開し、左手中指以外のコンディション面に問題はないという。「投げると(マメの皮が)むけてくるし、投げないと柔らかいまま。硬くしていきながら。しっかりと結果を出して、良ければ出番はまた来ると思う。しっかりと投げながらですね」。1軍復帰へ続く道の一歩目を着実に刻む。

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