楽天は終盤の追い上げが実らず、1点差負けで最下位転落

パ・リーグ   楽天4－5オリックス （ 2024年4月9日    京セラD ）

＜オ・楽＞4回、小郷の適時打で生還の阿部を迎える今江監督（撮影・井垣　忠夫）
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　楽天は9日、オリックスに1点差で敗れ、最下位に転落した。

　先発のポンセが初回、3回にぞれぞれ2点を失う苦しい展開。4回に阿部の適時三塁打と小郷の中前適時打で2ランを返したが、その裏、2死一塁から若月の打球を処理した右翼・小郷の三塁送球が逸れて一塁走者の生還を許した。今江監督は「今日はミスが出てしまったので、それが全てかなと思います」と厳しい表情で振り返った。

　9試合を終え、先制したのは2日の日本ハム戦のみ。なかなか先手が奪えない展開に指揮官は「打線もやっとちょっと活発化してきた。明日から、もしかしたら早い1巡目で、（先制点が）出るかもしれない」と期待した。