ソフトバンク育成8位・長水 プロの肉体改造でいきなり体重6キロ増「今は技術を…」

[ 2024年4月9日 05:00 ]

ファーム施設でトレーニングに励むソフトバンク育成・長水(中央)
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 ソフトバンクの育成ドラフト8位左腕、長水啓真(けいしん)投手(18)は新任の奥村4軍ファーム投手コーチ補佐から付きっきりの指導を受け、練習に励んでいる。技術はもちろん、人として大事なことも学んでいるという。「返事、あいさつだったり、野球人として大事なのかなと思う」。教えを生かして実践している。

 今春の選抜にも出場した京都国際では控え投手で公式戦登板は少なかったが、将来性を高く評価されて指名を受けた。1メートル78に対して62キロと細身だった体重は春季キャンプからウエートトレーニングを中心に体づくりに励んだ成果で68キロまで増やした。「正直、今は技術を気にしているところではない。基本的なところを意識してやっています」とプロ仕様ボディーをつくり上げていくつもりだ。

 筑後市のファーム施設ではドラフト1位の前田悠(大阪桐蔭)とよくキャッチボールする姿がある。高校時代に両チームの対戦はあったが、長水は登板しなかった。「(前田悠の)ピッチングは凄いなと思いましたよ」と振り返りつつ、負けない活躍をと胸に秘めている。

 ◇長水 啓真(ながみず・けいしん)2005年(平17)8月8日生まれ、京都府出身の18歳。京都国際では甲子園出場なし。23年育成ドラフト8位でソフトバンク入団。寮での好きな食事はうどん、油そば。1メートル78、68キロ(公称は62キロ)。左投げ左打ち。

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