巨人・阿部監督 開幕10戦で1番打者は早くも5人目「理想は固定したいんだけど」

[ 2024年4月9日 22:43 ]

セ・リーグ   巨人3―1ヤクルト ( 2024年4月9日    鹿児島 )

<ヤ・巨>6回、山崎伊(右)に交代を告げる阿部監督(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の阿部慎之助監督(45)が3―1で逆転勝ちを収めた9日のヤクルト戦(鹿児島)後、なかなか固定できない1番打者についてコメントした。

 3月29日に行われた阪神との開幕戦(東京D)では1番に新人・佐々木を起用したが、開幕4試合目となった4月2日の中日戦(バンテリンD)では2人目となる2年目の萩尾を1番に。6日のDeNA戦(東京D)では3人目となる2年目の浅野を1番に入れた。

 翌7日の同戦では開幕から8試合連続で8番に入っていた吉川を1番へ。そして、この日は今季初スタメンとなった重信が1番に入り、開幕10戦目で早くも5人目の1番打者となっていた。

 その重信は0―1で迎えた2回、今季初安打となる右前打を放ち、今季初盗塁となる二盗にも成功。吉川の四球と門脇の犠打で1死二、三塁とし、主砲・岡本和が左前に2点適時打を放って逆転、これが決勝打となった。

 試合後、重信の1番起用について聞かれた阿部監督は「経験もある人が1番でいってみたんですけど、ヒット1本打ってくれたし、チャンスでは凄い久しぶりの打席だったからね。足を絡めたいとか、そういうときはまたいってもらおうかなと」と盗塁成功も含めて評価。

 そのうえで、今後について「本当は理想は固定したいんだけど、チームのやりたいことは日によって違いますし相手も違いますし、そこは日替わりでもいいかなと」と話していた。

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