平石洋介氏 楽天監督就任で知った重責「孤独ですよ。しんどいですよ」

[ 2023年3月1日 23:00 ]

則本(右)をねぎらう楽天監督時代の平石氏
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 西武の平石洋介ヘッドコーチ(42)が1日、YouTube「野球いっかん」に出演。楽天監督就任までの経緯を明かした。

 監督就任は「プロで37本しかヒット打ってない。日本のプロ野球は実績が物を言う。誰が監督なんて想像します?」と青天のへきれきだった。

 そもそも「監督」になったのは星野仙一氏の指名。いきなり電話で呼び出され、「来年2軍監督やれ」と命じられた。

 平石氏は「俺が?」と思ったが、星野氏の「やったらええやないか」の一言で受けた。その後、18年に1軍ヘッドコーチになると、梨田監督が成績不振の責任を取って休養。平石氏もヘッドコーチとして責任を感じていたが「腹くくってやるしかないと代行を引き受けた。

 そして19年に監督就任。チームを3位に押し上げた。

 「(監督は)孤独ですよ。しんどいですよ。でもどんな仕事もしんどいじゃないですか」

 退任後はソフトバンク、西武でコーチを続ける。

 平石氏は「発言に責任は持っていたが、監督を経験してより一層(責任があると)思うようになった」と、現在のコーチ業にも生かしているという。

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2023年3月1日のニュース