都城商出身のロッテ・森 地元で開幕1軍へ猛アピール ソフトバンク打線を3回完全 

[ 2023年3月1日 18:12 ]

<球春みやざき、ソ・ロ2>3イニングを無失点に抑えた森(撮影・中村 達也)
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 球春みやざきベースボールゲームズ第2日が1日、宮崎市で行われ、ロッテはアイビースタジアムでソフトバンクと対戦し、3―1で勝利した。

 ロッテは2番手で登板した森遼大朗(23)が3回を投げて無安打無失点3奪三振と好投。宮崎・都城商高出身で支配下契約2年目の右腕が開幕カードの相手でもあるソフトバンクの強力打線を完全に抑え込んだ。

 3回先頭のリチャードを2球で追い込みフォークで空振り三振。続くガルビスは144キロの直球で左飛、嶺井はスライダーで空振り三振に仕留めた。4回はともに直球で上林を三邪飛、三森を遊邪飛に打ち取り、正木は右飛。5回はいずれも直球でホーキンスを見逃し三振、栗原を三直、アストゥディーヨを中飛に打ち取った。

 両親も観戦する中、昨年のオリックス戦の3回1安打無失点に続く快投。だが、森は「四死球がなかったのがまず良かった。ヒットを打たれなかったのは、たまたまだと思う。結果的には打たれていないけど、危ない場面もあったので、そこはしっかり反省して次に生かしていけたら」と口元を引き締めた。

 一昨年12月に支配下契約を結び、昨年は1軍で2度の先発を含め3試合に登板。まだ「1軍でローテションとか確約された立場ではない」と自覚もあり、「しっかりアピールして1軍のメンバーに割り込んでいけるように頑張りたい」と気合いを入れた。

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2023年3月1日のニュース