センバツで女子部員のノック可能に　城東女子マネ「1球だけでいいから…」願い実る

甲子園球場
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　日本高野連は1日、第95回選抜高校野球大会（3月18日から14日間、甲子園）の第3回運営委員会を開き、女子部員が試合前練習でノッカー役を務めることを認めると発表した。

　甲子園では昨夏から試合前ノック時のボール渡しや練習補助、試合中のボールパーソンを担うことが認められており、昨夏の県大会では、厚木東（神奈川）の井上紗絵マネジャーが試合前のノッカー役を務めた例もあった。15年夏の全国選手権大会の甲子園練習では、大分の女子マネジャーが練習補助を制止されて議論を呼んだこともあったが、女子部員の活動範囲がより広がることになった。

　今春の選抜の出場校では、城東（徳島）の女子マネジャー・永野悠菜さん（2年）が練習でノッカー役を務めている。永野さんは以前に「1球だけでいいから甲子園でノックを打ってみたいな」と心境を打ち明けていた中、願いがかなうことになった。