誠也辞退でどうなる侍の「中堅&右翼」 栗山監督は「すべての選択肢の中でどう考えるか」

[ 2023年3月1日 19:38 ]

<侍ジャパン練習>練習を見守る栗山監督(撮影・会津 智海)
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 3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンが1日、愛知県名古屋市のバンテリンドームでの練習をスタートさせた。

 左脇腹を痛め、鈴木誠也(カブス)が出場を辞退。牧原(ソフトバンク)が追加招集された。

 メジャー組が直前合流のため、サポートメンバーを追加するほど手薄だった外野手。しかも、5人の外野手では最多となる日米通算196本塁打の鈴木は「3番・右翼」を担う見込みだっただけに痛い辞退となった。

 栗山監督は、右翼について「ヌートバーなのか、近藤なのか」という問いに「岡本選手だとか、周東だとか。すべての選択肢の中でどう考えるか。ちょっとそこはみていかないと。ヌートバーの感じとか、センターの指示出しを含めてね、見ながらいくしかない。コーチとはいろいろ話しているので」と話した。

 一方、内外野両方をこなせる牧原について「そういう意味では、誰かの代わりということではなくて、この状況になったらもう牧原が必要なんだというのがあるだけ。この状況だったら幅を広げて、みんなで戦うというところには、牧原という選手がどうしても必要だった」と述べた。

 右翼として名前が挙がった近藤は26日の壮行試合で中堅で先発しており「来る時から任されてもいいようにって思っていたので。任されたところを戸惑いなく、しっかりと自分のプレーをしたい」とした。

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2023年3月1日のニュース