元ヤクルト・大引啓次氏が博士号の取得へ「何が正解か勉強していつか指導者に」

[ 2023年3月1日 20:13 ]

ヤクルト時代の大引氏
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 オリックス、日本ハム、ヤクルトで活躍した大引啓次氏(38)が1日、同期の今浪隆博氏(38)のYouTube「スポーツメンタルTV」に出演。大学院で博士号を取得して指導者に本格転身する考えを明かした。

 大引氏は現在、日体大の修士課程で学びながら同校野球部の臨時コーチを務めている。

 「コーチング学」を専門とし、「内野の守備に関する」修士論文も仕上げたという。

 19年の引退後、日本ハムを介してレンジャーズの特別研修コースで学び、コーチングに興味を持った。「どこかでユニホームを着たい。遠回りかもしれないけど学び直したい」と帰国後に日体大の大学院に進学した。

 大学生を指導する中で、「選手の自主性に任せ過ぎるのも一長一短がある。(自分は)やらされたけど、やりきったという自負もある。何が正解か勉強しないといけない」と博士課程へ進むことを決意した。

 大引氏は「自分は知っているつもりでも全然知らないかもしれないし、知っているだけではなく伝え方も大事」と、指導者そのものの研究を進める。 

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