レイカーズのジェームズがNBA得点合計の頂点に! 試合は土壇場でFTを失敗して苦杯

[ 2022年2月13日 14:50 ]

ウォリアーズ戦で26得点をマークしたレイカーズのジェームズ(AP)
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 レイカーズのレブロン・ジェームズ(37)が12日、敵地サンフランシスコ(カリフォルニア州)で行われたウォリアーズ戦で26得点をマーク。出場22試合連続で25得点以上をマークし、NBA通算19シーズンで積み上げた合計得点はレギュラーシーズン1350試合で3万6526(歴代3位)となった。

 これにプレーオフ266試合分(7631)を加えた合計得点は4万4157(通算1616試合)。この結果、カリーム・アブドゥルジャバー(元バックス&レイカーズ)がレギュラーシーズン1560試合(3万3837)、プレーオフ237試合(通算1797試合)で積み重ねていた史上最多得点記録(4万4149=非公式部門)を181試合少ない段階で8点上回って「NBAで最も得点を記録した選手」となった。

 アブドゥルジャバーが保持している公式記録のレギュラーシーズンでの最多得点まではあと「1861」で、歴代2位となっているカール・マローン(元ジャズほか)の記録まではあと「402」。このペースで行けば、今季中にマローンを抜き、早ければ来季終盤に公式記録でも最上位になる可能性が出てきている。

 ただし「最も多くの得点を記録した選手」になった一戦では西地区全体2位のウォリアーズに115―117(前半62―65)で敗れてレイカーズは3連敗で26勝31敗。ジェームズは114―117で迎えた第4Qの残り2・4秒に3本のフリースローを得たが、1本目を失敗。2本目を入れたあと3本目は故意に外してオフェンス・リバウンドからの最後の一投に望みをたくしたがシュートまで持っていくことはできなかった。

 勝ったウォリアーズは42勝15敗。クレイ・トンプソン(32)が復帰後としては自己最多の33得点をマークし、勝負どころの第4Qでは1人っで16得点を稼いで勝利に貢献した。

 東地区全体首位のヒートは地元マイアミ(フロリダ州)で同8位のネッツを115―111(前半64―58)で退けて5連勝で37勝20敗。ジェームズ・ハーデン(32)を76ersに放出したネッツは11連敗を喫した。

 リーグ最高勝率を誇る西地区全体首位のサンズは地元フェニックス(アリゾナ州)でマジックに132―105(前半67―53)と快勝して5連勝を飾って46勝10敗。ここ17戦では16勝目を挙げ、ホームでは今季24勝5敗となった。

 <12日の結果>
*トレイルブレイザーズ(23勝34敗)112―103ニックス(25勝32敗)
グリズリーズ(40勝18敗)125―118*ホーネッツ(29勝29敗)
キングス(22勝36敗)123―110*ウィザーズ(25勝30敗)
スパーズ(22勝35敗)124―114*ペリカンズ(22勝34敗)
*76ers(34勝22敗)103―93キャバリアーズ(35勝22敗)
ナゲッツ(31勝25敗)110―109*ラプターズ(31勝24敗)
*ヒート(37勝20敗)115―111ネッツ(29勝27敗)
*ブルズ(36勝21敗)106―101サンダー(17勝39敗)
クリッパーズ(28勝30敗)99―97*マーベリクス(33勝24敗)
*ウォリアーズ(42勝15敗)117―115レイカーズ(26勝31敗)
*サンズ(46勝10敗)132―105マジック(13勝45敗)
 *はホームチーム

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