ワリエワ 五輪出場可否の裁定は14日午後、13日にオンライン形式で公聴会

[ 2022年2月13日 05:30 ]

公式練習で、ROCのカミラ・ワリエワ(手前)を抱きしめるエテリ・トゥトベリーゼ・コーチ(AP)
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 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は12日、昨年12月のドーピング違反が判明したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)について、北京冬季五輪出場可否の裁定は14日午後(北京時間)になると発表した。13日にオンライン形式で公聴会を開く。

 ロシア反ドーピング機関(RUSADA)によるワリエワの暫定資格停止処分解除を不服として国際オリンピック委員会(IOC)、世界反ドーピング機関(WADA)、国際スケート連盟(ISU)が提訴していた。北京五輪でROCの団体金メダル獲得に貢献したワリエワは15日の女子SP出場を予定している。12日の練習では序盤で転倒するなど不調で、涙を流してコーチに抱きしめられる場面もあった。

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