小平奈緒のレース見届けた“盟友”イ・サンファさんが涙

[ 2022年2月13日 23:48 ]

北京五輪第10日 スピードスケート女子500メートル ( 2022年2月13日    国家スピードスケート館 )

<北京五輪 スピードスケート>女子500メートル決勝、レースを終えた小平奈緒(撮影・小海途 良幹)
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 スピードスケートの小平奈緒(35=相沢病院)が、13日の女子500メートルでメダルを逃した。前回18年の平昌五輪で同種目を制した小平は、連覇ならば日本女子としては冬季五輪初、さらにスピードスケートの日本選手としても初という快挙だったが、表彰台も逃す波乱となった。

 第13組でアウトスタートの小平は、昨季世界選手権覇者のアンゲリナ・ゴリコワ(ROC)と同走。力強い滑りを見せたが、序盤からスピードに乗れず、38秒09で終了。結局、17位で終え、世界の頂上決戦には及ばなかった。

 会場には18年平昌五輪銀メダリストで19年に現役を引退した李相花(イ・サンファ=韓国)さんも韓国国営テレビ局KBSの解説者として来場。小平のレースを見届けた李相花は放送席でハンカチで涙を拭った。

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