樋口新葉「凄く集中している」笑顔で「ライオンキング」3回転半3本着氷

[ 2022年2月13日 17:29 ]

<北京五輪 フィギュア練習>練習する樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪フィギュアスケート女子の午後練習が13日、首都体育館近くのサブリンクで行われた。団体戦で銅メダル獲得に貢献した樋口新葉(明大)は大技トリプルアクセル(3回転半)を3本着氷。フリー「ライオンキング」の曲かけではトリプルアクセルの着氷が乱れたもののルッツ―トーループの連続3回転などほかのジャンプは全て決め、笑顔で終盤のステップを刻んだ。

 前日からトリプルアクセルが決まり始めている。「パンクはなくなったけど、軸が曲がっちゃうのが気になる」とは言うが、復調については「気持ちが大きい。跳べるか跳べないか、が続いていた。昨日から絶対跳べるという気持ちで、思い切り跳んでいくような感じでやっています」と話した。

 15日に行われるSPは滑走順抽選の結果で30人中20番滑走に決まった。順番については「あんまり。何も考えてないです」と笑う。疲労こそあるが、35分や40分と短時間の公式練習で「凄く集中している。このまま調整していきたい」と手応えを語る。「慣れた感じがあるが、また試合の日になったら緊張が増すのかなという気持ち」と話した。

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