日本記録保持者の新浜 スタート直後につまずく痛恨ミスで20位

[ 2022年2月13日 05:30 ]

北京冬季五輪第9日・スピードスケート男子500メートル ( 2022年2月12日    国家スピードスケート館 )

スピードスケート男子500メートルでまさかの20位に終わった新浜(AP)
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 最終15組に登場した日本記録保持者の新浜は痛恨のミスで20位に沈んだ。1回目は同走者がフライング。2度目のスタート直後にブレードが氷に引っ掛かりつまずいた。通常は9秒台半ばで通過する最初の100メートルに10秒11を要して終戦。「未熟なところが出た」とつぶやいた。

 5日の記録会で出場選手最速の34秒38を記録。中国選手が五輪記録を更新する34秒32を出しても「想定内。ベストを出せば必ず勝てる」と自信は揺るがなかったが、想定外の結末が待っていた。大会前から「五輪は一つの国際大会にすぎない」との位置付け。レース後も「やはり一つの国際大会だった。4年に1回しかないだけ。悔しさは1ミリもない」と強がった。

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2022年2月13日のニュース