葛西紀明 愛弟子・小林陵侑の銀メダル「素晴らしい。思いっきり僕を超えていった」

[ 2022年2月13日 05:30 ]

北京冬季五輪第9日・ジャンプ男子個人ラージヒル ( 2022年2月12日    国家ジャンプセンター )

葛西紀明(左)と小林陵侑
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 小林陵が師匠と仰ぎ、所属先で選手兼監督を務める葛西紀明が男子個人LHを会場で見守った。愛弟子の銀メダル獲得を「素晴らしい。個人戦で2個のメダルは本当に凄い」と称えた。自身も14年ソチ大会男子LHの銀メダリストだが「思いっきり僕を超えていった。本当に強い陵侑を見せてくれた」と賛辞を並べた。予選は9位だったものの「絶対に(本戦に)合わせてくるだろう」と予想していたという。

 ≪2冠先駆者も称賛≫小林陵は個人ノーマルヒルに続く金メダルを惜しくも逃した。02年ソルトレークシティー、10年バンクーバー両大会で個人2冠を成し遂げている40歳のアマン(スイス)は「リョウユウも人間だということだね」と、偉業の難しさを口にした。14年ソチ五輪で個人2冠を達成した34歳のストッフ(ポーランド)は「これまでで最もレベルの高い五輪の試合だったと思う。確かに優勝はできなかったけど、それでも彼はメダルを2個も手にした」と称えた。

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2022年2月13日のニュース